顧問研修会Ⅰを実施しました
報告が遅れましたが、来る6月30日、7月1日に大滝キャンプ場(西丹沢、県大会会場)で顧問研修会Ⅰを実施しました。顧問側の参加者は15名、講師の先生には4名お越しいただきました。
1日目は主に救急法講習を実施しました。長野県茅野市から坂本先生をお招きして、実際の救助現場を想定した実習なども行い、大変内容の濃い講習となりました。
山中で倒れている人、体調不良の人を見かけたときに、天候や顔色、脈拍、意識などを判断材料に適切な処置を判断することが救急行為には欠かせません。
救急法講習の後はテーピングの講習を行いました。毎年お世話になっている勝見先生から年々需要が高まるテーピングの効果的な使用法について教えていただきました。
山中ではまず自力下山が必要な場面も多々ありますので、知っているかどうかでだいぶ状況も変わってくるように感じました。
その後は翌日の沢登りに向けてロープ講習です。
基本的なむずび方から、最新の結びの流行まで多岐にわたった内容を大高先生、鈴木先生にご指導いただきました。
ロープさばきは沢登りだけでなく、夏山でも急な沢の渡渉や滑落した生徒の救助にも活用できるので、私たち登山部顧問はぜひ習得したいスキルの一つです。今後とも継続的にご指導いただきたいです。
2日マスキ嵐沢を登りました。マスキ嵐は高度感のある滝もあり、ロープを使わないと危ない箇所もいくつかある沢ですが、西丹沢の中では人気の沢の一つのようです。どの先生方も生徒を連れてきたことを考えながら、自分ならどのように確保するかシミュレートされているようでした。
ということで、今回も無事に顧問研修会を終了しました。まだ一度も参加していない